「全国旅行支援」がはじまりこれから年末にかけて旅行の予定がある方も多いのではないでしょうか?
本来は移動も旅行の楽しみの1つ。「駅弁や空弁を買って移動中からお酒を飲んで・・」旅行の始まりを感じながら楽しみたいところですが、子連れで公共交通機関を利用する場合は移動中飽きさせない準備が必要です。
子供にとって移動は退屈以外のなにものでもありませんので、お楽しみグッズを準備しないで臨むとイライラとの戦いに変わってしまいます。
子供が好きなモノの代表例として、
- 絵本
- 塗り絵
- 動画
がありますが、今回の記事では子供が動画を見るときに利用して便利だった「ヘッドホン」を紹介します。快適な移動をするための必需品と言っても過言ではありませんので、参考にしてください。
子供用ヘッドホンの選び方①:「安定感」と「快適さ」
「安定感」と「快適さ」です。
つまり、なぜイヤホンでなくヘッドホンなのか?これは「安定感」が優れていて「利用中に落ちてしまう」といったアクシデントを避けることができるためです。
また、子供は耳の穴のサイズも小さいため、イヤホンの選択肢自体が少ないです。
ある程度成長してくれば、イヤホンの方がサイズも小さいため携帯に便利で旅行向きな気がしますが、小さいうちはヘッドホン一択ではないでしょうか?
動画を視聴中に「ずれてしまったから付け直して」と声を掛けられる心配は無用です。
子供自身にストレスを感じることがなければ大好きな動画や音楽を機嫌よく観たり聞いたりすることができ、静かに過ごしてくれます。
子供用ヘッドホンの選び方②:音量制限機能付帯
子供の安全性の観点から「音量制限」のついたモデルを選択することが必要です。
実際に「音量制限機能」がついたモデルが多く用意されている為、親が知らないうちに操作方法を知った子供が「耳に負担をかける音量で利用していた。」ということを避けることができます。
世界保健機関(WHO)も安全利用目安の国際基準として「子供は75デジベルを1週間に40時間」としている為、親がこのあたりを理解して利用することが重要です。
子供用ヘッドホンの選び方③:軽さ&耐久性&遊び心
ヘッドホンは「重い」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、子供用ヘッドホンは軽くて耐久性も高いものが多いです。耳を覆うイヤークッション部分も柔らかい為、1時間継続利用していても「耳が痛い」となったことはありません。
また、単に機能的なだけでなく「かっこいい」「かわいい」「自分だけのもの」などのニュアンスが含まれたものであるのもポイントです。機能だけでなく子供がひかれる要素をもったヘッドホンも多く販売されています。
子供用ヘッドホンの種類はとても豊富なので、実際に利用してみてオススメできる2つのヘッドホンと気になるヘッドホンを1つ紹介します。
オススメの子供用ヘッドホン
①:iClever 子供用ヘッドフォン Bluetoothヘッドフォン ワイヤレス キッズヘッドフォン
「安定感&快適さ」については、Bluetooth機能が搭載されていて、接続可能距離は最大10m。Bluetooth5.0のため安定した接続で、子供から「聞こえづらい」といったクレームを受けたことがありません。
音質もクリアで大人が動画視聴に利用しても全く問題ないレベルです。
なお、Bluetooth利用時にはマイク機能が利用可能。我が家は遊びで利用するだけですが、しっかりとマイクで音を拾うことができるのでオンライン学習にも利用可能なヘッドホンだと思います。
「安全面」では、音量制限の上限のみが指定されている子供用ヘッドホンが多いなか、用途により異なる3つの音量制限機能が搭載されているのも便利。タブレッドなどの誤操作による大音量が生じた場合も子供の耳を守ることができます。
また、電源操作も左右にスライドさせてon/offの切り替えができるため簡単です。
- 幼児モード(74dB)
- 学習モード(85dB)
- トラベルモード(94dB)
「軽さ&耐久性&遊び心」についてですが、折りたたみ可能なため携帯しやすく、ヘッドホン部分もクッション性がありソフトな感触。耳を包み込む「オーバーイヤータイプ」で長さ調整も可能。
デザイン面もレベルが高いです。ヘッドホンの両側にLEDライトを搭載していて、ボタン1つで照明を切り替えることができます。ライトの部分はヘッドホン機能には無関係ですが、このあたりは特に男の子にウケると思います。
- 回転
- 呼吸光
- 高速点滅
- 低速点滅
再生可能時間も約40時間と長く、「最初の10分の充電で約4時間再生可能」な点が「急な利用時にも便利」また、充電ケーブルは「USBタイプCケーブル」なのも好印象です。
あまり利用することはありませんが有線ケーブルも付属されていて利用することが可能です。なお、防水機能はない為、使用する場所に注意は必要です。
強いて足りない点を挙げるならば、携帯用のケースが付属されていると便利。という点でしょうか。
- 商品情報
- Bluetooth搭載
- 音量制限機能あり
- 折りたたみ可能
- 有線接続可能
- マイク機能搭載
- 再生可能時間:約40時間
②:JBL JR310BT 子供向け Bluetoothワイヤレスヘッドホン 音量制御機能搭載/カスタマイズシール付属
①でご紹介したヘッドホンを利用する前に利用していたヘッドホン。(旅先で紛失)
「安定感&快適さ」についてはこちらもBluetoothが搭載されていて、最大15mの距離でも利用することが可能。JBLのキッズ用ヘッドホンのため、音質は本格的でやや低音が強い印象。
マイク機能が付帯されていて、オンライン学習利用を問題なくできるレベルの音質。折りたたみが可能なため、携帯にも便利で、利用時に比べてだいぶコンパクトな姿で収納することが可能。
「安全面」では音量制限機能が付帯されていて、最大音量は85dB。85dBの制限がついていることが利用に困ったことはなく、むしろ最大音量としては十分という印象でした。
イヤークッションも柔らかく、痛くなりにくい素材を使用。オンイヤータイプでこちらの商品も長時間利用する中で「痛い」ということを言われたことはありませんでした。
「軽さ&耐久性&遊び心」については、付属物の中に「オリジナルシート」がついていてヘッドホンに貼り付けて自分用にカスタマイズしてオンリーワンのヘッドホンにすることができます。
カラーバリエーションは3種類で防水機能はなし。
- 商品情報
- Bluetooth搭載
- 音量制限機能あり
- 折りたたみ可能
- 有線接続可能
- マイク機能搭載
- 再生可能時間:約30時間
- 重量:115グラム
気になる子供用ヘッドホン:PowerLocus bluetooth ヘッドホン
大人用顔負けのデザインでBluetoothと音量制限85dBが搭載されている「オーバーイヤータイプ」のキッズ用ヘッドホン。複数の配色が展開されていてどの配色もかっこよく、最後まで悩みましたが、バッテリーの持ちや、連続再生時間がご紹介した他の2つのヘッドホンに比べると劣るため先に紹介した2つのヘッドホンを購入しました。
有線でも利用可能な点とマイクロSDカードを利用できるのが特徴。他のヘッドホンにはないマイクロSDカードに音楽を入れて楽しむ。といった使い方が可能です。
折り畳み可能で専用ポーチがついてくるのも嬉しいポイント。
- 商品情報
- Bluetooth搭載
- 音量制限機能あり
- 折りたたみ可能
- 有線接続可能
- マイク機能搭載
- 再生可能時間:約30時間
- 重量:115グラム
- 商品情報まとめ
商品 | |||
商品名 | iClever 子供用ヘッドフォン Bluetoothヘッドフォン ワイヤレス キッズヘッドフォン 音量制限付き | JBL JR310 子供向け ヘッドホン 音量制御機能搭載/カスタマイズシール付属/リモコンマイク付き | PowerLocus bluetoothヘッドホン子供用 |
音量制限 | 74dB・85dB・94dB | 85dB上限 | 85dB上限 |
Bluetooh | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
ヘッドホン端子 | 2.5mm | 3.5mm | – |
最大稼働時間 | 40時間 | 30時間 | 10時間 |
折りたたみ | 可能 | 可能 | 可能 |
その他特徴 | 有線接続可能 マイク機能搭載 | 有線接続可能 マイク機能搭載 | 有線接続可能 マイクロSD対応 |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
いずれのヘッドホンもBluetooth搭載で音量制限機能もついている為、子供が簡単に安心して利用できる設計になっています。折りたたみも可能で携帯性も高く有線での利用にも対応しているので、有線接続して利用したい場合も接続ケーブルを持っていれば問題なく利用可能です。
子供用ヘッドホン利用時の注意点
子供がおとなしくなることから親としても快適に移動したいときや静かに過ごしたいときに、ついつい長い時間子供用ヘッドホンを利用させてしまいがちです。
頭にいれておくべき、利用時の注意点は2つです。
- 利用時の音量
- 利用時間と休憩
いづれのヘッドホンにも音量制限機能が備わっていますが、親が実際に音量をチェックしたあとに利用させるのがオススメです。不必要に大きな音で長時間利用することは子供の耳への負担が大きく、耳に悪影響を与えかねません。
利用する際に声掛けをして、子供が反応するか等、適宜確認しながら利用しましょう。
また、定期的に休憩時間を設けることも大事です。アニメ1本みたら〇〇分休憩させる。などルールを決めて利用してもらいましょう。
「安全面」や「健康面」から最低限のルールは設け、しっかりとルールを順守させるように監視するのが大事です。子供様子を見守りつつ、メリハリをつけた利用で快適な移動を実現しましょう。